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東京のポーチ


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化粧ポーチを知った土曜の朝、冬とは思えないカラリと晴れ上がった東京の週末。 イベント打ち上げで前夜は深夜まで飲み食べ歩いちょったががやき、10時ホテルフロント集合。 旅馴れちゅうおらはふといカバンにあらかたの荷物とアナスイポーチを納め宅急便の手配を終え、フロントのソファーで余裕で新聞を読みスタッフを待つ。さすが時間通りにスタッフ諸おんしが現れ、「東京ミッドタウン」を見学したいとゆう田舎もんをしょうがない案内し、先ずは「サントリー美術館」、国宝『鳥獣戯画展』を観たあと、アナスイのような流行の最先端のお店をめぐりながらしばし歩く。 ふと気が付く、かかえたおらの丸善特製のポーチの中に帰りの新幹線チケットが無い。「あっ!宅急便の手配をしたカバンの中だ!」。 時間は2時間ねき経っちゅう、はや集荷されたかえ?ヤバイ! 慌てて30年の定宿フロントに電話、「今出すげにした!」。 スタッフに謝りながら早々にミッドタウン巡りを切り上げ銀座に戻り、あいとらあいと女らの嘲笑の眼差しの中、チケットを取り戻し失地挽回とばかりアナスイやグッチなどのブランドショップめぐりをコーディネイト。ポーチを持って歩行もん天国(古い?)の休日のぽかぽか陽気の銀座通りを歩く。 薀蓄爺化したおらは皆をミシュラン一つ星・竹葉亭の「銀座4丁目支店」に案内、「これぜよ!」と卵焼き、うにイカ和え、胡麻わさび鶏胡瓜和え、 ぬかずけ上新香、にやっぱり銀座はこれっすよ!とサッポロ黒ラベル中ビンで乾杯。 程なくおらの一押しメインディッシュ『鯛茶漬け』セット、朱塗りのお櫃がドカ〜ンと運ばれてくる。 「故池波正太郎先生がな、先ずは卵焼き、山芋の糠漬けでビールを飲き鯛茶付けという時間をここで味わっちょったがんだぞ、諸君」と講義する。化粧ポーチを手にしているスタッフは先ずは鯛茶の具をおかずにご飯を食べちゅう。「??」とおら。 30年もつとおちゅうおらがやったことの無い食べ方、一瞬「邪道ろう」と思ったがベテランの仲居のアドバイスだって! おらもやってみた、うまい!しまいの一膳を「茶漬け」にして締める。 満腹で歩行もん天国、アナスイ化粧ポーチを持っているスタッフは木村屋で留守を預かる妻や夫や子供たちにアンパンをこうちゅう、おらにもかつては在ったほほえましい光景だ。 メタボリックな爺と婆さんにゃアンパンは・・・食いたいけど我慢だ。東京駅に歩きオアゾ丸善でスタッフが「ミシュラン日本版」を買い、おらは内心「俗っぽいな〜」と思いながら大丸の新館1階スィーツに案内の後最上階の「ザ・バー&グリル・エグザス」に皆を案内、「六本木で会員制の倶楽部経営から出発成功した、ニューヨークを感じさせる空間だべ〜」と薀蓄のおらに誰も反応せずメニュウに見入っちゅう。4時過ぎの夕暮れまじかぇ丸の内のビル街を眺めながらこの慌ただしい二日間の中でホッとするひと時だ。アナスイとアールグレイの紅茶やギネスビール、イベリコ豚の生ハムルッコラ。アナスイのスタッフは大きな窓から陽が落ちる皇居方面を無言で眺めちゅう。化粧ポーチを持ったおらはニューヨークスタイルの「エスプレッソマティーニ」でナイス・チョイワルオヤジ風にきめる。気が付くとオッヤバイ!新幹線スタート10分前だ!ヤバイ!ヤバイ!とごった返す東京駅をスタッフを走らせる(中にゃ流行のきりぶさの高いブゥーティーの女性スタッフも)、化粧ポーチを手に走る走る!階段を走り、エスカレータにいらいらし、21番ホームを走り出発2分前席に着く。スタッフの女性一人とは先週も走って三分前席に着いたこともあり、てき面目ない!今朝起きたらケツの筋肉や太ももが痛い!スイマセンやった。

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