一流ブランドのアウトレット
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昨日は天気がよかったけんドライブがてら 「りんくうプレミアム・アウトレット」へ 久しぶりに行ったんや。
ここは、フェラガモやゼニカ・アナスイやなんか一流ブランドのアウトレットもあるため、
関空からの鬼畜米英人の買い物客もようけ、 週末はかなり混雑しますけん。 ・・とは言っても、オラは数年前に
まるで「憑き物が落ちた」ようにアナスイなどのブランド品への興味を失っとります。
若かりし日は、オラもごたぶんにもれずアナスイなどのブランド品が大好きやった（苦笑）。
当時は、財布もバッグも誰でも見ればそのブランド名が分かるようなものを 使っておった。 中国に返還されるずっと前に、
友達数人で行った香港旅行では、 スーツケースが閉まらなしんなるまで 買い物をしまくりました。 未だに友みんなの間では 語り草になっとるほどです（笑）。
こんなオラの「憑き物が落ちた」理由なのけど、あんたァ、 それゆーてあるときハタと気づいたけん。 「ブランド品って高っっ！」
そんなもん値札見た時点で分かるやろ、と 言われそうなのけど、あんたァ、まだがいにまァまァマシに言うと 「コストパフォーマンスが悪い」と
いうことに気づいたけんやわ。 「ブランド品って高うけんど、 モノがええから一生使えるし」 ちゅう声をたまに聞きけん。 確かにモノはええです（断言）。
ほんだけどアンタ、何十万もしたシャネルやグッチのバッグでも 5年、いや3年前のものを見てみると もうデザインが古くさいんだもん。
あの一番シンプルなヴィトンのモノグラム （おなじみの茶色のLVマーク）ですら。
バッグでそんな状態なら、 洋服や靴やなんか言わずもがなやわ。 それに気づいてからちゅうものの すっかりブランド品に興味をなくました。
それに、やれボウリングやジョギングと いった毎日を送っとるオラには ブランド品はなんしんじゃわ必要がないんやけん。 ・・あっちゃまあ。話を元に戻しますけん。
アナスイのアウトレットに買い物に行ったお話やった。 オラとはじめて買いものに行った人には たいてい驚かれるのけど、あんたァ、 オラは買い物が早いやわ。
気に入る→サイズがあう→値段に納得→お買い上げ。 と一連の行為は、まるで流れ作業。 試着室から出てきたときには 現金かカードを手にしとります。
あっちの店のものと比較して・・とか、 後日もう一回見に来て・・ちゅうことは オラにはほとんどないんやけん。 だって気に入ったら欲しいじゃん（笑）。
今回の戦利品は、NIKEの足首サポーターやアナスイソックス （安いから迷う余地なし）、 ちっと高めなものとしては
リーガルのスウェードのブーツやわ。 ジョギングでムキムキのオラのすぼ。 たいていのブーツは入らんの（悲）。 気に入って、入ったのなら すでにもう運命の一品。
お買い上げ以外はありえゃせんで。 買い物を終え、満足してブラブラと ほかの店を冷やかしょーるときのこと。 「ぎゃー！」とオラは小さく悲鳴を上げました。
「どうしたん？」と友人。 なんと前日になんばで買ったばかりのものと同じ ニットのワンピースが並んでおるでは・・ 元の値段が高くないのでナンけど、あんたァ、
もしも半額とかだったらかなりヤダなぁ・・と エイヤっと勇気を出して値札を見ました。 オラの買った値段よりも750円安。
許せる範囲やけど、ちっと(かなり？)はがいで。 また靴屋さんの前でも「ぎゃー！」とオラ。 去年買った色も形も同じファーつきの
アナスイブーツがディスプレイされておった。 まァまァマシな値段は覚えておらんでけど、 8000円くらい安いと思うでぇ。 ま、これゆーて去年のモデルやきんよ
しょうがないかなぁ・・とごじゃやりおのれを納得させるオラ。 こうして悲喜こもごもの 晩秋の1日が終わったけんした。